「ビリヤードが楽しくなってきたし、そろそろマイキューが欲しい!」「上達のためにどんなアイテムを揃えるべき?」
ビリヤードは「道具のスポーツ」とも言われるほど、マイキュー(My Cue)の存在が上達に直結します。自分に合ったキューは、安定したショットと正確なコントロールを可能にしてくれます。
この記事では、マイキュー選びの基本から、シャフトの種類、必須アクセサリーまでを徹底解説します。最適な相棒を見つけて、あなたのビリヤードを次のレベルへ引き上げましょう!
1. ビリヤード 最高の相棒「プレーキュー」の選び方 基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
プレーキューは、ゲーム中のほとんどのショットで使用するメインのキューです。見た目だけでなく、重さ・シャフト・タップという3つの要素をチェックしましょう。

① 重さ:安定感とコントロールのバランス
プレーキューの重さは、一般的に500g~600g(18oz~21oz)の範囲で作られています。
- 初心者はまず標準から:ビリヤード場にあるハウスキューから、540g(19oz)前後のものを何度か試してみましょう。まずは同じ重さで練習を重ね、自分のストロークが安定してから、徐々に重いもの(安定重視)か軽いもの(コントロール重視)に調整するのが基本です。
- 重さの調整:多くのキューは、バット(握る部分)内部のウェイトボルトで重さを微調整できる構造になっています。
② シャフト:ノーマル vs ハイテク(上達の鍵)
シャフトはキューの先端部分で、手球への力の伝わり方や、スピンをかけた際のトビ(見越し)に大きく影響します。
| 種類 | 特徴 | 上達を目指すなら? |
| ノーマルシャフト | 1本のムク材から削り出された伝統的な構造。木のしなりや打感がダイレクトに伝わる。トビが大きく、見越し(トビを考慮して狙いを調整する技術)が必要になる。 | 慣れてから:見越しを習得したい人向け。 |
| ハイテクシャフト | 複数の木材を貼り合わせたり、特殊な構造を採用。トビを極限まで軽減し、狙った通りに手球を進めやすい。許容範囲が広く、操作性が高い。 | ★強く推奨:現在の主流。より正確なショットを追求したいならハイテクがおすすめ。 |
【選び方のコツ】
長くビリヤードを続けるつもりなら、現代の主流であるハイテクシャフトから始めるのが無難です。高い操作性で、すぐに正確なショットの感覚を掴みやすくなります。
③ タップ:スピンの「キレ」を決める
タップはキューの最先端にある革製のパーツで、手球との唯一の接点です。スピンのかかりやすさ(グリップ力)と打感を決めます。
- 硬さ(ソフト/ミディアム/ハード):最初はバランスの良いミディアム(中間)を選びましょう。
- ソフト:スピンがかけやすいが寿命が短い。
- ハード:打感が硬く、パワーを伝えやすい。
- タップの交換:タップは消耗品です。購入後のメンテナンスも重要になります。
2. ビリヤード 必須アクセサリーと選び方のポイント基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
キュー本体以外にも、プレーの快適さと安定性を高めるために揃えたいアイテムがあります。
(1) ビリヤードグローブ(スリーフィンガーグローブ)

【必要性】
手汗や湿気、ハウスキューのシャフトの汚れなどに左右されず、ブリッジを組んだ指の上でシャフトを常にスムーズに滑らせるために使用します。安定したストロークには欠かせません。
【選び方のコツ】基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
- フィット感:必ず「手囲いサイズ」を計測し、手にピッタリ合ったサイズを選びましょう。ダブつくと逆に邪魔になります。
- 素材:手の蒸れが気になるなら、通気性の良いメッシュ素材がおすすめです。
- 利き手:右利きの方は左手用(キューを滑らせる手)を選びます。
(2) キューケース

【役割】
大切なマイキューを、衝撃や湿気から守りながら安全に持ち運ぶためのアイテムです。木製品であるキューは、環境の変化で反ってしまうリスクがあります。
【選び方のコツ】基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
収納本数(シャフト1本・バット1本の「1B1S」など)や、保護性能、そしてデザインで選びましょう。気に入ったケースを持つことで、モチベーションアップにも繋がります。
(3) チョーク

【役割】
タップに塗ることで、タップと手球の間の摩擦を増やし、スピンをかけた時のミスショット(空振り)を防ぎます。ショットの度に欠かさず塗りましょう。
【選び方のコツ】基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
ビリヤード場にもありますが、自分のキューやケースに合わせたカラーや、より高性能なチョークを選ぶのも楽しいでしょう。
3. ビリヤード 初めてのマイキュー購入ガイド 基礎,入門,初心者,やり方,勉強法,HOW TO,
最高のマイキューを選ぶための結論はシンプルです。
- 「デザイン」で絞り込む:まずは見た目で愛着が持てる一本を見つけましょう。
- 「シャフト」を決める:上達を優先するならハイテクシャフトを選びましょう。
- 「重さ」は標準(540g前後)から慣れる:最初は標準的な重さで練習し、徐々に自分だけの最適な重さとバランスを見つけます。
道具選びに時間をかけすぎず、「このキューで練習するぞ!」と決めたら、後はひたすら撞き込むことが上達への一番の近道です。
さあ、あなたも最高の相棒と共に、ビリヤードの奥深さを探求してみませんか?











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