【初心者向け】脱初心者ダーツ 01（ゼロワン）の「迷わないアガリ」とクリケットの「勝てる戦略」徹底解説

ダーツの定番ゲーム「01（ゼロワン）」と「クリケット」は、ただ的に当てるだけでは勝てません。この2大ゲームを制するには、明確な「戦略」が必要です。この記事を読めば、初心者でもすぐに実践できる「上がり目の思考法」と「試合運びのセオリー」が身につき、あなたのダーツの勝率が飛躍的に向上します。

Table of Contents

1. 01（ゼロワン）編：終盤で差がつく「アレンジ」思考法
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01（例：501）は、持ち点を「ぴったり0」にするゲームです。特に残り180点以下の「上がり目」を意識した点数調整（アレンジ）が重要です。

持ち点が多い序盤は、とにかく効率よく点数を削ることが最優先です。

状況	狙うべき場所	理由と狙い方
201点以上	T20（トリプル20）	1本で60点。最も高得点で、点数を大きく減らす最速ルートです。
T20に自信がない時	ブル（Bull：50点）	50点と高得点で、ミスしても25点が入るため、得点効率が安定しています。

1ラウンド（3投）で上がりきれる「180点以下」になったら、頭の中で「アガリ」までの道筋を逆算し始めます。

持ち点	狙い（1投目）	調整後の「残り点数」
170点以下	T20を狙い、残りの2本でアガリを狙う。	T20で60点減らした後、残りが110点以下になるため調整が容易になります。
101〜140点	T20を狙うことが基本。	T20で減らした後、41点〜80点になり、残り2本で上がりやすくなります。
71点	シングル19	52点（D20とD16の間に）を残します。T19（57点）を狙うと残りが14点になり、上がり目がなくなります（バーストの危険も）。
50点以下	確実にダブルで終われる数字（D20, D16など）を目指す。	50点→ブル、40点→D20、32点→D16は練習必須の鉄板アガリです。

重要：バースト（Bust）回避の原則 ダーツの合計点が残り点数をオーバーしてしまうと、そのラウンドの点数は無効になり、大きな不利を背負います。アガリが難しいと感じたら、無理をせず「次のラウンドで必ずアガリが出せる*点数（例：50点、32点など）を残すことを最優先しましょう。

クリケット（COUNT-UP CRICKET）は、20・19・18・17・16・15・Bullの7つのナンバーを「クローズ（3マーク）」し、その上で相手より高い点数を稼ぐゲームです。

クリケットの基本は、「点数が高いナンバー」から優先的に確保していくことです。

優先順位	狙うべきナンバー	理由
1位	20	1マーク20点の最高得点源。
2位	19	20をクローズされた場合、すぐに切り替えて得点を稼ぎやすい。
最終	ブル（Bull）	最後にブルをクローズすることで、一気に50点加点できるため、逆転の切り札になります。

勝つためには、攻撃（プッシュ）と防御（クローズ）のバランス感覚が求められます。

状況	戦略	具体的なアクション
序盤〜中盤でリード	「守り」優先	自分の加点を続けつつ、相手がマークしたナンバーをすぐにクローズ（潰す）。相手に加点するチャンスを与えない。
序盤〜中盤でビハインド	「攻め」優先	相手がクローズしていない高得点ナンバー（例：20、19）に集中して投げ、一気に加点して点差を埋める/追い越す。
終盤	勝利の確定	自分の点数が大きくリードしていれば、残りナンバーをクローズしてゲームを終わらせる。負けていればブルなどの高得点ナンバーに賭ける。

実践的なコツ： 初心者はトリプルを狙い外すよりも、大きなシングルを確実に3本入れることを意識しましょう。これにより、着実に陣地を確保でき、安定した勝率に繋がります。

この2つのゲームで勝つための考え方を身につければ、ダーツはただの遊びから「戦略的なスポーツ」へと変わります。ぜひ、次のプレイから意識して実践してみてください。